エコリクコラム

2025.1.22
職種紹介
セキュリティエンジニアの仕事の魅力とは?
現代社会において、情報セキュリティは企業の存続、そして私たちの生活を守る上で不可欠な要素です。サイバー攻撃は日々巧妙化し、その脅威は増すばかりです。そのような状況下で、企業のセキュリティ体制を支える「セキュリティエンジニア」のニーズが急速に高まっています。
2024年10月4日に金融庁が「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン」を発表したことを受け、サイバーセキュリティを確保し、安心・安全かつ利便性の高いサービスの提供は多くの企業に求められています。
特にサステナビリティ領域においては多種多様な情報の取り扱いや取得ルートがあるため、システムの信頼性の向上は必須です。
2025年のサイバーセキュリティのトップ・トレンドから見る社会背景とそのセキュリティエンジニアの重要性
Gartnerの発表によると、2025年のサイバーセキュリティのトップ・トレンドは以下の通りです。
- 生成AI(GenAI)の進化
- デジタルの分散化
- サプライチェーンの相互依存性
- 規制の変化
- 慢性的な人材不足
- 常に進化する脅威環境
これらのトレンドから、以下の社会背景が見えてきます。
- AIによる攻撃の高度化:生成AIの進化により、サイバー攻撃はより巧妙かつ大規模になる可能性があります。
- リモートワークの普及によるセキュリティリスクの増大:デジタルの分散化が進むことで、セキュリティ対策がより複雑になります。
- サプライチェーン攻撃の増加:サプライチェーンの相互依存性が高まることで、一つの脆弱性が全体に影響を及ぼす可能性があります。
- 法規制の強化:個人情報保護法などの規制が強化され、企業はより厳格なセキュリティ対策を求められます。
- セキュリティ人材の不足:慢性的な人材不足により、セキュリティ対策が追いつかない企業が増加する可能性があります。
これらの社会背景を踏まえ、セキュリティエンジニアの重要性はますます高まっています。セキュリティエンジニアは、これらの脅威から企業を守るための専門家であり、デジタル社会の安全を支える重要な役割を担っています。
セキュリティエンジニアのニーズと仕事内容について
セキュリティエンジニアは、企業のセキュリティ体制を設計、構築、運用、監視する専門家です。主な仕事内容は以下の通りです。
- セキュリティシステムの設計・構築:ファイアウォール、IDS/IPS、WAFなどのセキュリティシステムを設計・構築します。
- 脆弱性診断・ペネトレーションテスト:システムの脆弱性を診断し、攻撃者目線で侵入テストを行います。
- セキュリティインシデント対応:サイバー攻撃が発生した場合、原因究明、被害拡大防止、復旧作業を行います。
- セキュリティポリシー策定:企業のセキュリティポリシーを策定し、従業員への教育を行います。SOC-2やISO27001(ISMS)の認証対応なども含む場合があります。
- セキュリティ製品の選定・導入:最新のセキュリティ製品を評価し、企業のニーズに合った製品を選定・導入します。
セキュリティエンジニアの仕事は、社会の安全を守るという責任感と、常に最新の技術を学ぶ探求心が求められる仕事です。
求められるスキル、経験、資格について
セキュリティエンジニアに求められるスキル、経験は以下の通りです。
- ネットワーク、OS、データベースに関する知識:セキュリティ対策の基礎となる知識です。
- プログラミングスキル:スクリプト言語などを用いて、セキュリティツールを開発・カスタマイズする能力が求められます。
- セキュリティに関する専門知識:サイバー攻撃の手法、脆弱性、セキュリティ対策に関する知識が必要です。
- コミュニケーションスキル:社内外の関係者と円滑なコミュニケーションを図る能力が求められます。
必須の資格はありませんが、以下の資格があると有利です。
- 情報処理安全確保支援士
- CompTIA Security+
- Certified Ethical Hacker(CEH)
セキュリティエンジニアの将来性は非常に高く、今後もニーズは拡大すると予想されます。サイバー攻撃の高度化、IoTの普及、DXの推進などにより、セキュリティ対策の重要性はますます高まるでしょう。平均給与は、経験やスキルによって異なりますが、一般的に高収入が期待できます。
セキュリティエンジニアは、高度な専門知識と技術を駆使して、デジタル社会の安全を守る魅力的な仕事です。ぜひ、あなたもセキュリティエンジニアとして、社会に貢献してみませんか?