林業・木材の専門知識とITの力を融合させ、業界の課題解決に挑戦|株式会社森未来 | グリーンジョブのエコリク

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林業・木材の専門知識とITの力を融合させ、業界の課題解決に挑戦|株式会社森未来|グリーンジョブのエコリク コラム

2025.4.7

インタビュー

林業・木材の専門知識とITの力を融合させ、業界の課題解決に挑戦|株式会社森未来

日本は国土の7割が森林で覆われた、世界でもトップクラスの森林国家です。一方で木材自給率は現在約40%。日本の林業は補助金や助成金に頼らなければ存続できない状況になっています。
この社会課題の解決と森林が産業的にも環境的にも持続可能な状態を目指す、木材流通のスタートアップ企業である株式会社森未来 代表取締役 浅野純平様にインタビューいたしました。

株式会社森未来の特徴や他社にはない魅力について教えてください

株式会社森未来は、木材業界のDXを推進し、持続可能な森林活用を実現することで、新しい価値を生み出すスタートアップ企業です。私たちは、木材調達のオンラインプラットフォーム「eTREE」を運営し、林業・木材の専門知識とITの力を融合させ、業界の課題解決に挑戦しています。

私たちが掲げるミッションは、“Sustainable Forest”。日本が誇る森林資源を次世代へつなぐために、持続可能な森林と社会の実現を目指し、木材の流通構造を変革しています。

【森未来で働く魅力】

  難しいからこそ、大きなやりがいがある

日本の林業は、豊富な資源を持ちながらも有効活用できておらず、長年課題が山積みのまま放置されてきました。私たちは、その根本的な課題に正面から向き合い、DXの力を活用して解決を目指しています。 これは簡単な挑戦ではありませんが、だからこそ意義があり、大きな達成感を味わうことができます。日々学びながら責任のある業務に携わり、社会貢献を実感できる環境です。

  幅広い知識を吸収し、発信・実践しやすい環境

森未来では、木材、林業、建築、テクノロジーなど、多様な分野の専門知識を学び、それを業務の中で実践する機会が豊富にあります。 さらに、新しい知識を吸収したり、それを発信・活用したりすることに対して、周囲がネガティブな反応を示すことはありません。
「こんなことを試してみたい」「こうすればもっと良くなるのでは?」 そんな意見や挑戦を、チーム全体が前向きに受け入れる文化があります。変化を恐れず、新しい学びや考えを発信できる環境だからこそ、自分自身の成長を楽しみながら働くことができます。好奇心を持って学び続ける方にとって、最適な環境です。

今回の求人の背景について教えてください

昨今サステナビリティの文脈で国産材の利用数が増加し、事業も拡大フェーズに入りました。
それに伴い、求人の掲載に至りました。

今回求人している仕事の醍醐味について教えてください

営業職に関しては、川上から川下まで一貫してサポートができることです。
クライアントとなる設計・デザイナーの方と打ち合わせをし、どこの材を用意するかを川上にあたる荷主・パートナーと決定します。
そこから、調達〜納品まで携わることができます。
納品をする場面(店舗ディスプレイ、屋根の搬入等)にも立ち会えるため、圧倒的な達成感を味わえます。

インフラエンジニアに関しては、複雑で多岐にわたる森林・林業・木材情報にチャレンジできることです。
私たちのチームが今まさに向き合っている木材の情報は複雑です。
木材そのものがまず極めて複雑であり、森未来が顧客とする事業体や、森未来が対応しようとする木材案件も複雑多様です。

しかしながら、私たちは「Sustainable Forest」をミッションに掲げ、ビジョンである「All Wood Platform」を具現化します。
そのためには、一部のデータではなく全ての情報が必要です。(一般の住宅だけでなく非住宅、民間だけでなく公共など)
未だ誰も未達成な木材情報基盤を構築できる。それが醍醐味と思います。

今後のキャリアアップについて教えてください

意欲次第で、どこまでもキャリアアップが可能です。
マネジメントに進むのか、スペシャリストとして活躍するのかなど、候補者様の目指す目標を支援し、達成できるようサポートします。

プロフィール

浅野純平

浅野純平様(あさの じゅんぺい)

株式会社森未来 代表取締役
1981年千葉県生まれ。
IT企業で営業、マネジメントを経験。
社会的な事業で起業をする為、3年間社会課題を勉強していく中で、林業の課題に出会い、林業での起業を決意。2015年東京都秋川木材協同組合の事務局長として現場を学んだ後、2016年 「Sustainable Forest」をミッションに株式会社森未来設立。木材情報プラットフォーム「eTREE」を提供している。

株式会社森未来

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