ハイクラス求人とハイキャリア求人は何が違うのか? | グリーンジョブのエコリク

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ハイクラス求人とハイキャリア求人は何が違うのか?|グリーンジョブのエコリク コラム

2025.2.21

トピック

ハイクラス求人とハイキャリア求人は何が違うのか?

エコリク内にも年収1000万円以上の求人は多くありますし、他の求人サイトにも同じように年収が1000万円以上の求人は掲載されています。

「ハイクラス求人」に明確な定義があるわけではありませんが、一般的には年収700万以上の求人を指していることが多く、また、職種はコンサルティング、金融、医薬などの業界や外資系企業、スタートアップ企業、管理職ポジションや高度なスペシャリストが対象になります。

エコリクはサステナビリティ領域に特化した専門サイトのため他社の求人サイトと異なり、専門職の求人が多く年収帯が高く、またハイキャリアな求人が多くなります。

ハイクラス求人の特徴

企業にとって戦略の根幹を担う重要ポジションであるほど、求人は一般に公開されないケースが多くなります。
もしくは、新規事業や専門性が高すぎるためエージェント会社がその分野に知見がないとミスマッチになる可能性もあるためこのようなハイクラスの求人は一般公開されていることは少ないです。
求人は非公開にして、その分野に特化した転職エージェント会社に依頼し、要件に合う人材の紹介を受ける形で採用が行われます。
メンバークラスの求人は多数の転職エージェントに同時に依頼を出している企業でも、ハイクラス求人については特定の転職エージェントのみに絞って依頼していることもあります。
これは、メンバークラスならそこまで業務内容やその企業が求人を依頼する背景、社会情勢や法改正などの知識がなくても対応ができるからです。

また、ハイクラス求人は採用枠が少なく、即戦力となる経験・スキルをピンポイントで求める傾向が見られます。
募集段階では条件・待遇などが明確に定められていなかったり、応募者のスキルによって求人枠が用意されるなど、ハイクラスやハイキャリアの求人の取り扱いには特定の領域に特化しているエージェント会社ならではの特徴もあります。

キャリアアップ・年収アップを目指すなら

(自分の価値を知る)

大手企業に勤務して高年収を得ていても、転職市場に出てみると「自分が思っていたほど評価はされない」という事実に気付くケースは少なくありません。 転職市場においての「市場価値」とは、人材の「需要」と「供給」のバランスによって決まります。自信を持っている経験・スキルでも、それを求める企業が少なければ求人の選択肢は限られ、年収アップなどの条件交渉はしにくいと言えます。

しかも、市場価値は変化していきます。同じ経験・スキルでも、ビジネス環境や社会情勢、あるいは年齢によっても、価値評価が変わるものです。そのため、常に自身のキャリアの市場価値について、相場観をつかんでおくことが大切です。

また、自らの経験や実績が自社内でのガラパゴス化している業務なのか、他社でも通用するのかを知る事も必要です。

エコリク内にはキャリア相談も設けています。キャリア相談では自分の市場価値やサステナビリティ領域で働くことが可能なキャリアなのか、何が必要なのかを確認に来られる方もおられます。

(中長期的なキャリアプランを立てる)

「ハイクラス」のポジションには「ハイキャリア」や「スペシャリスト」として専門性を上げるか、「マネジメント」や経営に参加していくのか大きく2つの方向性が考えられます。

スペシャリストの場合、ピンポイントの領域を深く掘り下げる道もあれば、専門領域内で幅広い業務をカバーする道もあります。
特にサステナビリティ領域だと、海外機関等の発表を元に日本政府が方針を決め、その方針に沿って企業が資本を投入して取り組むことが多いです。
そのため、つねにアンテナを張りつつ、専門領域を広げる必要があります。
また、マネジメント力を活かすなら、「ピープルマネジメント」を得意とする人もいれば「プロジェクトマネジメント」に強みを持つ人もいます。

自身がどの方向性を目指してキャリアを積み上げていくのかを、中長期的に計画を立てていくことが必要になります。
その上で、当面は現職で経験を積むのか、すぐにでも転職に踏み切るのかを検討しましょう。
場合によっては、最終的に目指すポジションに就くために、今のタイミングでは「迂回」して経験を積む、そのために一旦収入が落ちる、勤務地が海外になるなどの大きなライフサイクルの変化も起きるかもしれません。

中長期的に転職を考えるため、転職活動には一定の時間がかかるということを意識しましょう。
いきなり退職するのではなく、自らのキャリアの棚卸しをし、指針を決めましょう。

(家族・パートナーと対話を)

家族やパートナーと相談せずに転職活動を行い、内定を得た段階で転職する意思を伝える方も多くおられます。
「心配をかけたくない」「採用されるかどうかわからない」といった相手への配慮から伝えていないケースが多いですが、内定が出て転職の意思を固めてから反対を受け、転職を断念するケースは少なくありません。

出産・育児、子どもの進学、親の介護、配偶者の仕事やキャリアプランなど、家族が反対する理由はさまざまです。 特に年収ダウンや転勤となる場合、家族のライフプランに影響するため、転職意思を固めていなくても転職活動を始める段階で相談しておくのがよいでしょう。

ハイクラス転職・ハイキャリア転職を実現する転職エージェントの特徴

(希望する業界・職種の専門知識があるかどうか)

転職エージェントは、大きく分けると幅広い求人を扱う「大手・総合型」と、業種や職種、あるいは外資系など、特定領域に特化した「中小・特化型」の2種類があります。

大手総合型は幅広い業界が網羅されていますが、エコリクのようにサステナビリティ領域に特化している場合、エージェントは深い知識を有していますし、また、クライアントも人事部や窓口ではなく直接担当部署の部門長や管掌役員だけでなく担当者との情報交換をしているため、専門特化型の方が持っている情報量が多い傾向があります。

(紹介される求人内容)

自分の希望と違う求人内容が多く送られてくる場合は、マッチングをAIが行っている可能性があります。
その場合、転職者の希望ではなく、キャリアなどで選定したものを自動的に送付しているため、かなりの量の求人が案内されるケースがあります。
このケースは「現時点」での経験・スキルだけを見て、「今、採用される可能性が高い」求人とのマッチングを行っている可能性があります。

中長期視点でキャリアを考えてくれる転職エージェントであれば、「将来目指したい姿」を共有した上で、目標に近づくために、今はどのような選択をすればいいかを提案してくれます。
転職をゴールとせず、将来の目標への通過点と捉えて選択肢を提示してくれる転職エージェントを選ぶといいでしょう。

(最後に)

エコリクを運営している株式会社グレイスでは、「寄り添う」をテーマに30年間、環境サステナビリティ領域に特化した人材ソリューション事業を行ってきています。
AIでのマッチングではなく、経験豊富なマッチングディレクターが求職者に寄り添い、また、企業にも寄り沿うことをモットーにしてきています。
紹介する求人数ではなく、内容にこだわりご提案させていただいております。
そして、掲載している求人も社会課題を解決するための求人になります。あなたの経験や知識を社会課題の解決に活用しませんか?

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執筆者

神戸 修

神戸 修(こうべ おさむ)

  

株式会社グレイス ゼネラルマネージャー

大阪学院大学 流通科学部流通科学科卒
学生時代より、就活・キャリア支援のサークルを立ち上げ人材ビジネス会社、給食会社にて法人営業、採用、広報業務に従事
アニュアルレポート、統合報告書の作成
東日本大震災等では現地の医療関連従事者の業務サポートを手がける

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