エコリクコラム
2018.5.1
インタビュー
井上 華央 氏 | アミタ-100%環境に携われる仕事
企業や自治体の環境・CSR活動や街づくりの支援などで発展を続けている「アミタグループ」。
環境戦略デザイングループの井上様に仕事内容や「環境管理業務アウトソーシング」の紹介などをお話しいただきました。
学生時代の専攻など、これまでの経歴をお聞かせください。
学生時代は森林科学を専攻し、森林の物質循環について研究していました。未知に溢れる壮大な森の中で、好奇心と探求心に応じて自由に活動でき、毎日わくわくしていました。
森林の持続可能性、循環型社会について学び議論する中で、どうすれば私たちの日々の暮らしは持続可能になるのかを考えるようになりました。
入社理由とその経緯についてお聞かせください。
私は“環境”、”循環型社会”、“持続可能社会”といったキーワードで会社を探していました。しかし、これらに言及している会社は沢山ありましたが、“本業で”向き合っている会社はなかなか見つからず(当時の自分にエコリクを教えてあげたい…)悩んでいました。
そんな時に見つけたのが、アミタのWEBサイトでした。アミタは長年、企業や自治体の環境・CSR活動や街づくりの支援を行っており、例えば、「環境に関するリスクの調査」や、「個々の企業や自治体にあった環境活動や街づくりの提案」、「環境関連のセミナー・研修」、「業務のアウトソーシング」など多様な業務を行っていることを知りました。
「持続可能な社会を目指す」「社会をより良くしていく」ことに、ここまで本気で取り組んでいる企業があったとは…!と、とても感動したことを今でも鮮明に覚えています。説明会などで詳しく話を聞いていくうちに、私もここで、大きな夢を持った人達と一緒に働きたいと思い、強く入社を志望するようになりました。
会社の事業内容と現在の仕事についてお聞かせください。
現在は、企業に向けてCSRの取り組みの提案や実行支援、環境ビジョンの策定、環境に関する社内研修など、コンサルティング業務を幅広く行う部署に所属しています。決まった商品を売り込む営業ではなく、相手の企業を総合的に見て、“その企業が持続可能になるために”“10年後も20年後も社会から必要とされる企業になるために”、本当に必要なことは何かを考え提案しています。これらは難しいですが、工夫できることがたくさんあるのでやりがいがあります。
大学で専門分野ではなかった点もどんどん勉強していけるので、仕事を通じて着実にスキルアップしていると感じています。
私がアミタに入社して驚いたのは、コンサルティングだけでなく、実際に実行するという意識が高いということです。別部署のお話になりますが、宮城県の南三陸町では、町と長期提携を結び、生ごみから発電を行うバイオガス事業を実施しています。これらは計画だけでなく、実際に南三陸町にオフィスを設置し、バイオガス施設を運営しているんですね。町と二人三脚で取り組みを進めています。事業を通じて、社会を変えて行こうという思いが強い会社です。
環境管理業務アウトソーシングについてご紹介いただけますか?
そこでアミタは、40年以上にわたる環境管理業務の実務経験を活かし、環境分野におけるビジネスプロセスアウトソーシング《環境BPO BESTWAYシリーズ》の提供を開始しています。ご利用企業様の事務業務を代行することによって、戦略立案などのコア業務に時間を使っていただける体制を実現しました。
まずは、リスクと負荷が高い「廃棄物管理の事務業務」を引き受けており、昨年は部分受注を含め21社の企業様にご利用いただいています。
このように、長年のノウハウをいかし、お客様の声から新しいサービスを提供し続けています。
環境ビジネスに就職される方へのアドバイスをいただけますか?
就職先を考える際、私は「毎日わくわくして働けるか」を重視しました。たとえ目の前の業務が大変だと感じたとしても、その会社や団体の考えに心から共感できていれば、それはやりがいになるはずと私は思っています。 自分の夢に向かって頑張れる「わくわくして働ける」会社に皆さまが出会えることを祈っています。
企業の環境課題の解決に対する支援、森林や水産物の環境認証、地域内で資源やエネルギーが循環する町づくりなど、持続可能社会の実現に興味がある人は一度アミタのWEBサイトものぞいてみて下さい。
貴重なお話をいただきありがとうございました。
プロフィール
- tag: