サステナビリティ情報の保証業務を取り巻く変化に対応 | 株式会社サステナビリティ会計事務所 | グリーンジョブのエコリク

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2025.1.15

インタビュー

サステナビリティ情報の保証業務を取り巻く変化に対応 | 株式会社サステナビリティ会計事務所

2025年3月末に予定される、サステナビリティ情報開示義務化に関する確定基準(SSBJ基準)の公表が近づきました。
サステナブルな経営を目指す日本企業の担当者は、このサステナビリティ情報開示義務化のスケジュール・予定・期日や対象企業、対応すべき項目について理解する必要があります。

コンサルティング業務やサステナビリティ情報の信頼性を高める第三者保証業務を行っている株式会社サステナビリティ会計事務所代表取締役 公認会計士 福島隆史様に現在の対応や仕事の醍醐味についてインタビューいたしました。

株式会社サステナビリティ会計事務所の特徴・強みなどを教えてください

私どもは2006年の設立以来、約20年にわたって企業のサステナビリティ取組みの推進を支援するコンサルティング業務やサステナビリティ情報の信頼性を高める第三者保証業務を行ってきました。
製造業や建設業、生命保険業、不動産投資業等、業界問わず多様な企業の支援に携わり、第三者保証部門においては直近2024年度で140社以上の企業グループに対し審査を実施する等、業界でも突出した実績を積み重ねています。

従業員の年齢層は20~30代が中心であり、社歴に関わらず自分次第で裁量のある仕事ができる職場です。事務所内には理由なき「~ねばならない」はありません。率直に意見を交わし合い、良いと思ったことを導入していける風通しの良さもあります。
また、組織拡大中のため企業の成長過程を体験することができます。従業員の成果を積極的に給与へ反映させており、成果次第では入社後数年で入社時の数倍の年収も目指せます。

今回の求人の背景について教えてください

現在、株式会社サステナビリティ会計事務所では第三者保証部門での求人を行っていて、グレイスに依頼をしています。

世界的なサステナビリティ情報開示の義務化に伴い、各国で第三者保証の取得も併せて義務化の方向に進んでいる一方で、現状として第三者保証を実施できる実務者の供給が間に合わないことが懸念されています。以前から幅広い業界の企業のサステナビリティ指標に対する第三者保証を実施してきた弊事務所への問い合わせもさらに急激に増加しています。
これらの国内外におけるサステナビリティ情勢の変化に対応するため、第三者保証部門の強化の一環として人員を増強します。

仕事の醍醐味はなんですか?

 希少なポジション

まだまだ経験者の少ないサステナビリティ領域で豊富な経験を積むことのできる希少なポジションです。サステナビリティ情報に対する第三者保証の制度構築は現在進行形で議論されており、世界・国レベルでの制度化の過程を経験することもできます。

 社会全体のサステナビリティの推進への寄与

サステナビリティ取組みは大手の企業グループを中心に広がることから、誰もが知っている企業も多数ご担当いただきます。大手の企業グループが実際にどのようにサステナビリティ課題に対応しているのか現場を理解できるとともに、企業の開示情報の信頼性向上を通し、社会全体のサステナビリティの推進に寄与できる仕事です。

 会計関連の知識・資格の活用

サステナビリティ情報の第三者保証は財務会計領域との親和性も高いため、保証業務を通じて会計関連の知識が活用できる醍醐味もあります。財務・非財務の連動が当たり前となっていく将来を見据えて、会計関連の知識・資格をお持ちの方も是非お待ちしております!

今後、御社でかなえられるキャリアアップについて教えてください

現在、世界各国の動きと同じくして、日本国内でも、一部の上場企業を対象としたサステナビリティ情報に対する第三者保証取得の義務化が始まろうとしています。今後、対象となる企業数は段階的に増加することが想定され、第三者保証の実務者の需要はますます高まっていくことから、長期的な成長が見込まれる市場です。また、審査員の資格化も検討されており、専門性の高い領域になることが見通されるため、揺籃期からの参画がキャリアの優位性に繋がることが期待されます。

今回は第三者保証業務専任ポジションとしての募集ではありますが、審査員として成長すると必然とコンサルティング力が身に着くため、将来的にコンサルティング事業への異動によるキャリアチェンジも相談可能です。

プロフィール

福島隆史(ふくしま たかし)

福島隆史様(ふくしま たかし)

株式会社サステナビリティ会計事務所 代表取締役
公認会計士

株式会社サステナビリティ会計事務所

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